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基礎知識コラム

特別受益と特別受益の持戻し

特別受益とは、特定の相続人が被相続人から生前贈与や遺贈を受けていた場合の利益のことをいいます。

生前贈与で特別受益と認められるものは、以下のようなものです。
◦婚姻や養子縁組のための贈与
◦生計の資本としての贈与

 

・特別受益の持戻しとは

特定の相続人が、被相続人から生前贈与や遺贈を受けており、さらに遺産を法定相続分通りに受け取るとなると、相続人の間で不公平が生じます。
このような場合に、相続人間の公平を図るために、特別受益者の相続分を計算するとき、すでにもらっていた分を差し引くなどして、相続分の調整を行うことを「特別受益の持戻し」といいます。

 

・特別受益持戻しと相続分の算定

①特別受益の額を相続財産に加えます。すなわち「特別受益の持ち戻し」をします。
②①の額を法定相続分でそれぞれの相続分を算出します。
③特別受益者の相続分は、算出された相続分から特別受益の額を差し引いて算定します。

 

・特別受益の持戻しが適用されない場合

①相続人が1人しかいない場合
相続人が1人しかいない場合には、その相続人がすべてを相続し、相続人間の不公平という問題がないためです。

②生前贈与や遺贈を受けた者が相続放棄した場合
相続放棄等で特別受益者がいなくなった場合は、相続人間の不公平という問題にならないためです。

③相続開始時点においてプラスの財産がなく、マイナスの財産しか残っていない場合
マイナスの財産しか残っていない場合には、相続分を算定するプラス財産がないということなので、持戻しの制度を使うことがありません。

④誰も特別受益の持ち戻しを請求しない場合
特別受益者がいたとしても、それ以外の相続人がそれを不公平だと主張しなければ問題にはなりません。

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